物販の仕入先の選び方は?種類を比較して解説!!
物販で利益を得るには仕入れ先の選び方が重要です。
物販は副業としても人気が高まっていますが、仕入れ先を決めるのが難しくて苦労していることもよくあります。
この記事では物販の仕入れ先を選ぶときに重要なポイントを紹介します。仕入先の種類による違いも比較して解説するので活用してください。
物販の仕入先は経営方針に合わせて選ぶ
物販の仕入れ先は、ショップの経営方針を決めてから選ぶことが大切です。
ネットショップ経営をするときには、出店するプラットフォームで販売できる商品を選ばなければなりません。
ショップとしてのブランドを明確にして集客するためには、取り扱う商品ジャンルを絞り込む必要もあります。
この点で、マーケティングの戦略が重要となり、ターゲットとする顧客層に合わせた商品選びやプロモーションが求められます。
物販の仕入れ先は取扱商品が安いことがまず重要です。
仕入額と販売額の差額から諸経費を差し引いた金額が利益になるからです。
ただ、売れなければ利益を生み出すことはできません。
売れる商品ジャンルを厳選して、その専門ショップとして販売すると顧客を獲得しやすくなります。
マーケティングの視点から見ると、消費者のニーズやトレンドを把握し、それに応じた商品の仕入れが必要です。
また、商品在庫の確保も経営方針との兼ね合いを考えて検討することが大切です。
在庫切れになったら入荷しないスタンスにすることも、安定して在庫を持っていてすぐに発送できるようにすることもできます。
商品在庫に対する考え方に応じて、仕入先は価格の安さと供給の安定性のバランスを考えて選ぶことが必要です。
物販の仕入先の種類を比較
物販の仕入先にはさまざまな種類があります。
実店舗から買うか、ネット通販で仕入れるか、国内と海外のどちらから取り寄せるか、新品と中古品のどちらを取り扱うかといった観点で考えるといいでしょう。
それぞれの違いを比較して、仕入先を決める条件を考えましょう。
実店舗とネットショップ
実店舗とネットショップでは、仕入れやすさや仕入れ価格に違いがあります。
実店舗では個々の店舗に足を運ばなければなりません。
複数の店舗で価格を比較して仕入れようとすると時間も労力もかかります。
しかし、ネットショップではオンラインで価格比較ができるので、最安値での調達を比較的に速やかにできるのが特徴です。
海外からの輸入もしやすい点でネットショップを仕入先にする方法は優れています。
ただ、購入してから配送をしてもらわなければならないため、販売までのタイムラグが生じます。配送料などの手数料負担が発生することもあるので注意が必要です。
物販の仕入れ負担を減らすという点ではネットショップが魅力的です。
しかし、仕入れにかかる期間や手数料を減らすには実店舗が適しています。
国内と海外
仕入先として国内業者と海外業者を比較すると、希少性という点では海外業者が優れています。
国内で需要のある商品を海外から輸入して販売すれば、高い価格でもよく売れるでしょう。
しかし、海外からの輸入には輸入手続きの手間や関税がかかります。
輸入が禁止されている商品もあるので注意が必要です。
国内商品に比べると仕入れるのに時間もかかるため、在庫管理の負担も大きくなります。
国内を仕入先とした方が手間も税金も少なくて済みます。
海外を仕入先にするときには需要が確実にある商品を選び、手数料も加味して利益を出せることを確認してから手配するのが大切です。
新品と中古品
新品と中古品のどちらを仕入れて販売するかは物販における大きな課題です。
新品と中古品では流通経路に違いがあるため、ショップを設立する時点で決めることが大切です。
新品を取り扱うなら新品の販売店や卸業者、メーカーなどが仕入先になります。
しかし、中古品の場合にはフリーマーケットやバザー、メルカリやラクマなどのフリマアプリやヤフオクなどのインターネットオークションといった仕入先があります。
なお、中古品の仕入れ方によっては古物商許申請をして、取引の管理をする必要があります。
買取店としても営業して、買い取った商品を販売する場合には古物商許可を得なければなりません。
新品の商品とは違って中古品は、商品の状態によって買取と販売の価格相場が変わります。
その目利きができるなら中古品の物販も選択肢になります。仕入先も中古品ならさまざまな候補があるため、労力をかけて利益率の高い商品を仕入れられる可能性を切り開けるでしょう。
ただ、中古品は流通量が少なくて新品よりも仕入れが不規則になるデメリットもあります。
物販で安定経営を目指すなら新品を取り扱うのが無難です。
まとめ
物販ではショップの経営方針に合わせて仕入先を決めることが成功につながります。
ショップで取り扱う商品のジャンルや販売するターゲットを決めてから仕入先を検討しましょう。
物販の商品は店舗でもネットショップでも仕入先にすることが可能ですが、一長一短なのでうまく使い分けましょう。
ただ、仕入先が国内か海外か、取り扱う商品が新品か中古品かは仕入れのあり方に大きな影響があります。
物販の経営方針とターゲットに合わせて選び、利益を生み出せるフローを作って経営を始めましょう。